■岡崎ときあかり 2014

2014年9月に京都市美術館に於いて開催されたプロジェクションマッピング。

「岡崎モダン」をテーマに多くのクリエイターによる映像作品を岡崎の空間に上映。

同時開催された作品コンペティションに於いて企業協賛賞受賞。

 

■制作意図

テーマである「岡崎モダン」を基に現在の京都を掘り下げていくと、「京都」という独特のブランドを作り上げるための２つの側面があることに気付く。

 

まず、琵琶湖疏水による近代化をはじめとし京都駅ビルや京都水族館などを建設するなど都市として変化を続けていく側面。そして、金閣寺や映画村、祇園など歴史と伝統を守り続ける側面。

 

これらの側面を京都という都市と人が共に生き続けるための努力であると考え、モーショングラフィックスでは革新、桜や扇の映像では伝統を、その2つを融合させる事で岡崎から京都のDNAを表現しようと考えたのが今回の作品である。